春3月は始まりのとき (2010/03/05掲載)

■高校生ワークショップ始めました

 年初めの桜町通信(1月8日)に、職員5名の「年頭の誓い」を載せています。(貝)(成)(工)の3名は接客・接遇について書いてるんですね。サービス業の我々にとって接客技術の向上は常に優先課題のひとつですから、毎年良い接客への誓いを立てるのはいいことです。心なしか当館の接客、良くなっている気がしますが、いかがでしょうか。

 続いて(山)の誓いは、月1・2回舞台を鑑賞するというもの。こちらも順調に課題をこなしているようで、あちこちに車で出かけています。ガソリン代もたいへんでしょうが、ま、基本的に好きなことをしているわけですからね。加えて自らの音楽活動も盛んになっているし、ということで(山)、頑張ってます。

 で、私(陽)はといえば、3つの誓いを立てています。「機嫌よく」というのは、生来おめでたい性格なので今のところ問題なし。「整理整頓」については…課題ということで。そして3つ目が「高校生とアートマネジメントする」。おゝ、やっと本題だ。アートマネジメントという言葉がまだ一般的ではないため、「高校生イベント企画ワークショップ」という名称に変え、2月19日ついにスタートしました。
5〜10人を目標に募集したところ、8人が参加してくれました。1年生と2年生が共に4人ずつ、男女比は2対6です。物静かなお嬢様タイプもいればはじめからハジケている子もいるという、なかなかバラエティに富んだ陣容です。4月になれば新1年生を募集して12人程度という皮算用、ちょうどいい感じじゃありませんか。

 アートマネジメントの初歩を学びながらイベント企画までを行うという今回の事業、会館職員が概ね講師役を務めるという点に若干の不安も残しつつ、楽しく2回のワークショップを終えたところです。手始めに、大館初、多分県内初、おそらく東北初の、高校生による高校生向けのフリーペーパー発行に向けて準備を加速しています。また、この夏行われる商店街活性化イベントへの協力要請が舞い込むなど、地域への広がりも生まれそうで、ほんとに楽しみです。

 ところで、高校生に話していて、万人の常識のつもりでサイモン&ガーファンクルの名前を出したところ、皆キョトンとした顔をしている。聞いたら全員がまったく知らないって。「明日に架ける橋」とか音楽の教科書に載ってるんじゃなかったっけ。そんな深いジェネレーションギャップをはらみながらも、一緒に面白がっていきます。


■友の会会員募集始めました

 22年度の友の会会員募集を3月1日から始めています。入会金なし、年会費千円で1年間(4月から翌年3月まで)有効です。特典は、自主事業等の先行予約と会員割引(一部できないものもありますが)、それにほぼ隔月の情報紙送付の3点です。割引は2名まで有効なので、年に1〜2回鑑賞すれば充分に元が取れます。入会は年中いつでもできますが、入るなら早い方がやはりいいですよ。21年度は県内だけでなく、関東から東海はまだしも、近畿・中国・九州まで会員の分布が広がりました。倉木麻衣、藤井フミヤ、そしてB'z恐るべし、です。

 22年度事業のラインナップは、次回の桜町通信でお伝えできるかと思います。また、今年度お休みした年間鑑賞券を22年度は復活の予定です。そちらも改めてお知らせしますので、今しばらくお待ちを。 (陽)