怒涛の自主事業4週連続チケット発売!!
〜「詩のボクシング」もお忘れなく〜
 (2011/07/15掲載)


■西六郷少年少女合唱団 7月18日(祝)発売

 子どもたちに聴いてほしいコンサートです。
 日本を代表する児童合唱団、西六郷少年少女合唱団(東京都大田区)が大館にやってきます。同合唱団は50年代半ばに秋田県出身の故鎌田典三郎氏が創設以来、長年にわたって日本の児童合唱をけん引してきました。小学生から高校生までの団員が醸し出す美しいハーモニーに心ゆくまで浸ってください。

 大人にも聴いてほしいコンサートです。

 常連だったNHKの「みんなのうた」、そして「鉄人28号」や「狼少年ケン」「少年忍者風のフジ丸」などテレビ主題歌の数々での西六郷が懐かしいという方々は、今いくつになっているでしょうか。いくつになってもあの頃が甦るのが、歌の力、歌の不思議です。ぜひ親子、老若お揃いでお越しください。

 大館公演は、大ホールで8月20日(土)午後2時開演です。全席自由。料金は大人がワンコイン500円、高校生以下は300円です。

 それからもう一つ。小中高生で西六郷の皆さんと一緒に歌ってみたい人は、文化会館までご連絡を。


■吉田正記念オーケストラ 7月31日(日)発売

 吉田正。国民栄誉賞を追贈された戦後を代表する作曲家です。「異国の丘」「有楽町で逢いましょう」「潮来笠」「いつでも夢を」「寒い朝」「美しい十代」「子連れ狼」…何しろ2千曲を超える生涯作曲数なので、いくらでもヒット曲が出てきますね。日本人の遺産とも言うべき吉田メロディを後世に残すため、01年に喜代子夫人の主宰で設立された本格的ムードオーケストラが、吉田正記念オーケストラです。

 コンサートは、指揮者大沢可直(よしなお)の軽妙なトークを交えて進行します。客席を温める天才ですね。それに本格的なシンフォニックサウンドによる吉田メロディ、特に一連の「東京シンフォニー」シリーズには、新しい音楽の誕生を目にしているような鮮やかな感動を覚えます。以上、自分で見聴きしたから間違いありません。中高年を中心に全国各地で満員の聴衆を集め、心から満足してお帰りいただくこの笑いあり感動ありのコンサートが、宝くじの助成で半額以下の料金でお楽しみいただけます。

 公演は大ホールで10月29日(土)午後2時開演です。全席自由。前売は一般1500円、高校生以下1000円です(当日各500円増)。地元合唱団も共演予定。どうぞお楽しみに。  (陽)


■おおだて特選落語会 7月24日(日)発売

 大館市民文化会館の自主事業は、どうしても秋口に集中する傾向があって、ということは、今頃の時期にチケットの発売が集中することになり、最近いろんな締切に追われっぱなしの今日この頃でございます。ということで、今回の桜町通信も告知ばっかりで大変恐縮なんですが、もう少しだけ我慢してお付き合いください。

 さて毎年恒例の「おおだて特選落語会」。今年は9月17日(土)に決定しました。16回目となる今回は、当会3度目となる入船亭扇辰(いりふねてい・せんたつ)と、初登場の春風亭百栄(しゅんぷうてい・ももえ)の両名を迎えます。美しい口調と端正な高座姿で古典をじっくりと聞かせる正統派の入船亭扇辰と、マッシュルームカットで独自の路線を突き進む新作派期待の春風亭百栄という顔合わせで、古典派、新作派どちらのお客様にも満足いただけること請け合いです。皆様お誘いあわせの上、ぜひお運びの程ご案内申し上げます。

 チケットは全席自由。大人2000円、高校生以下500円(当日各500円増)で、7月24日(日)9時一般発売開始です。お求めはお早めに。

 もうひとつ告知を。何度かこの紙面でお知らせしていますが、まもなく「詩のボクシング第3回秋田大会」です。今回は、過去2回の優勝者や、鳳鳴の文芸部、3月の震災で秋田県に避難してきた方など、様々な出場者が集まりました。7月17日(日)15時30分より大館市民文化会館中ホールで開催です。入場料金は500円。暑い時間帯ですので、会館で涼みながら詩のボクシング観戦なんていかがでしょうか。ご来場お待ちしております。(山)


 8月6日発売の「宝塚花組」に触れるスペースがなくなりました。改めてっ!