そうだ!昭和の名作映画を観よう!(2014/01/17掲載)


■笑って泣ける映画が観たい

 皆さん、毎日笑ってますか?そして、泣いてますか?なんて、突然聞かれても返答に困ってしまいますよね。なぜそんなことを聞くのかというと、先日ふとした時に考えてみたんですよ。そういえば最近、腹の底から笑ったり、泣いたりしたことがあったかな…と。

 もちろん、私も普通に笑ったりしますが、なんか歳とともに素直な感情表現をすることが少なくなってきたような気がしたんです。多分、いい歳をした大人なんだから…という“理性”や“世間体”などが、純粋な感情を隅っこに追いやってしまっているのかもしれませんね。

 でも、そんな私でも、たまにバカみたいに笑ったり泣いたりして気持ちをスッキリ爆発させたい!という気持ちが顔を出すこともあります。もちろん、実生活の中で爆発する訳にはいきませんから、そんな時は映画を観るんです。そう、一人っきりで何事にも邪魔されない環境を整えて、いざ映画の世界に現実逃避(笑)。あの、観る前のワクワク感と終わった後のスッキリ感といったら、もう何とも言えませんね。本当、映画って最高に楽しいです。

 ということで、2月21日(金)〜23日(日)の3日間、中ホールで『昭和名画座』を開催いたしますので、皆様も往年の名作映画を心ゆくまでお楽しみください。

 上映作品は、ドタバタコメディの『エノケンの頑張り戦術』。元祖3人娘(美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ)の歌と踊りが楽しめる『ジャンケン娘』。加山雄三の代名詞とも言える『大学の若大将』。サラリーマン喜劇の要素をふんだんに盛り込んだコメディタッチのミュージカル映画『君も出世ができる』の4作品です。

 上映時間は、各日とも10時上映開始。入場料は500円(1日券・4本立て)で各プレイガイドにて好評発売中です。入場当日内であれば途中入退場もできます。ぜひお弁当持参で1日たっぷりと、懐かしい想い出に浸りながら心のリフレッシュをしてみてはいかがでしょうか。(工)


■東フィル大好評でした

 先日の宝くじ文化公演『東京フィルハーモニー交響楽団ニューイヤーコンサート』は、約900人のお客様にご来場いただき、お陰様で盛会のうちに幕を閉じました。悪天候にもかかわらず、たくさんのお客様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。

 コンサートは、モーツァルトの「フィガロの結婚序曲」で華やかに幕を開けました。この曲は2006年のニューイヤーコンサートでモーツァルトの生誕250周年記念特例として演奏された曲でもあり、その流麗かつ華やかな曲想も相まって、新年に相応しい幕開けだったように思います。続いて演奏されたのが、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」。川久保賜紀さんをソリストに迎えての演奏でしたが、流石は2002年チャイコフスキーコンクールの最高位(1位無しの2位)受賞者でしたね。これだけのキャリアを積まれてますから、今さらコンクールの〜なんていう形容は野暮かもしれませんが。まぁ何にしても、お客様アンケートの「これほどヴァイオリンの音色が素晴らしいと思ったことはない」という言葉が全てを表していたように思います。そして休憩を挟んでベートーベンの「交響曲第7番」、通称「ベト7」。東フィルの演奏レベルの高さはもちろんのこと、その明るく軽快な曲想もあって、たいへん生命力にあふれた素晴らしい演奏でした。とあるお客様が「新年に素晴らしい演奏が聴けて嬉しかったです。今年も頑張ろうって思いました!」とニコニコしながら帰って行く姿に、我々も元気をいただいたのは言うまでもありません。アンコールの「ピチカートポルカ」まで含め、会場が一体となり、文句なしに興奮し満足していた素晴らしい演奏会だったように思います。そんな素晴らしい演奏会が開催できたのも、東フィルをはじめとした出演者の方々、悪天候にも負けずにご来場いただいたお客様、宝くじなど関係者各位、すべてのみなさまのおかげです。改めて感謝するとともに、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。(山)


■柳家三三独演会

 ということで、本当は三三さんをバッチリ宣伝しようと思ったんですが、東フィルの件を書いているうちに熱くなってしまい、紙面が足りなくなってしましました。『おおだて特選落語会vol.22〜柳家三三独演会〜』は3月1日(土)、中ホールにて18時30分開演です。詳しくは大館市民文化会館0186−49−7066までお問い合わせください(山)