春、桜の季節の桜町通信(2014/05/02掲載)


■春、吹奏楽の季節

 昨年はあまり花をつけないまま葉桜となってしまった文化会館の桜も、今年は昨年のぶんを取り返すかのように全力で咲いています。やはり桜の季節になると、北国にもやっと遅い春が来たなぁと実感します。やはり春は素敵な季節ですね。

 さて、毎年5月は文化会館にとって吹奏楽の季節でもあります。というのも5月は市内各高校吹奏楽部の定期演奏会が毎週のように開催される月。今年は3日の大館高校(17時30分開演)を皮切りに、10日の国際情報学院(13時30分開演)、18日の鳳鳴高校(13時30分開演)、24日の桂高校(15時開演)というラインナップです。個人的な思いではありますが、楽器をやっている小中学生にはぜひ観に来てほしいと思います。楽器の練習は当然大切ですが、演奏を聴くことは音楽にとってとても重要なことだと思います。特に身近な高校生のお兄さんお姉さんの演奏は、きっと刺激になるはずです。5月ではありませんが、6月1日には、秋田県吹奏楽連盟のトップコンサートも当館で開催されますので、みなさんぜひ遊びにいらしてくださいね。

 吹奏楽ついでにもうひとつ。前館長がよく言っていたことが、文化会館で演奏会を開催する中学校が現れてほしいということ。もちろん準備やお金の面で大変なことは十分わかりますが、きっと中学生にとって大きな刺激になると思うのです。その刺激が県北の吹奏楽のレベルの底上げにつながるのではないかと考えています。関係者のみなさま、如何でしょうか?


■マリンバフェス

 今年は文化の国体とも言われる国民文化祭が秋田県で開催されます。大館はマーチング、ゴスペル、ゼロダテという3種目?の会場となっていて、文化会館では10月にゴスペル音楽祭が開催される予定です。

 さて、それとは別に、今年はもうひとつ音楽祭が大館で開催されることをご存知でしょうか。その名も『ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアー・ジャパン』。7月22日(火)〜27日(日)の6日間にわたり、文化会館がマリンバ一色に染まります。このマリンバフェスは、毎年アメリカを拠点として開催される国際的な音楽祭で、日本で開催されるのは今回が初めてです。日本で初めての開催がここ大館なんて、凄いことだと思いませんか?今回については、大館出身のマリンバ奏者・布谷史人さんの尽力によって、大館での開催が決定したものです。紙面の都合上、詳しい内容は次回以降にご紹介しますが、布谷さんに感謝しつつ、せっかくの機会ですから、大館市民のおもてなし精神で、ぜひ盛り上げていただければと思います。現在各種チケット発売中です。詳しくは大館市民文化会館までお問い合わせください。


■宝塚宙組大館公演

 前回もお知らせしましたが、やはり問い合わせが多いので再掲です。9月18日(木)『宝塚歌劇宙(そら)組大館公演』を開催いたします。昼夜2回公演で、昼は14時、夜は18時開演。会場は大館市民文化会館大ホールです。チケットは全席指定。S席7000円、A席6000円で、6月29日(日)より一般発売開始予定。プレイガイドや発売開始時刻に関しては現在調整中ですので、正式に決定し次第、みなさまにお知らせいたします。今しばらくお待ちください。なお、会館友の会会員対象の先行予約を行う予定です。詳しくは会報(友の会ニュースレター)にてお知らせいたします。

 今回の演目は宝塚歌劇の代表的作品でもある「ベルサイユのばら〜フェルゼンとマリー・アントワネット編」です。ご存知のとおり、原作は池田理代子さんの漫画「ベルサイユのばら」なわけですが、宝塚歌劇団によってミュージカル化されたのが1974年。その初演以来、通算上演回数は1500回以上、通算観客動員数は450万人以上という、化け物のような作品として今もファンに愛され続けている演目です。宝塚歌劇百周年という記念の年に相応しい華やかな舞台です。ぜひこの機会をお見逃しなく。

 
■友の会会員募集中

 宝塚の告知でも少し触れましたが、大館市民文化会館友の会の26年度会員は現在も募集中です。入会金は無料、年会費1000円で、会館自主事業のチケット割引、チケットの先行予約、自主事業の情報を会報としてお送りするなどの特典があります。もちろん宝塚の先行予約もございます。みなさまのご入会をお待ちしております。なお、現在会員の方も更新手続きが必要となりますのでご注意願います。詳しくは大館市民文化会館までお問い合わせください。(山)