各種前売券好評販売中です(2015/12/04掲載)

 いよいよ12月ですね。色づいた木々もすっかり葉を落とし、文化会館の周りもあっという間に冬の佇まいとなりました。また除雪の季節が始まるかと思うといささか憂鬱ではありますが、文化会館ではそんな気持ちを吹き飛ばす楽しいイベントをご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。

■12/5冬のウクレレ
 さて明日に迫りました『鈴木昭寿のウクレレコンサート』。現在開催している『ウクレレワークショップ』講師の鈴木先生によるソロコンサートです。鈴木さんは神奈川県生まれ秋田市在住で、国内だけでなく海外でも活躍しているウクレレ奏者です。鈴木さんの夢は「雪国にウクレレ文化を根付かせること」。コタツでウクレレ=「コタレレ」をキーワードに精力的に活動されています。そんな鈴木さんの温かいウクレレがワンコインで聴けます。『鈴木昭寿のウクレレコンサート』は12月5日(土)14時開演、中ホールにて。入場料金は一律500円。折角の機会ですから、みなさまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

■1/16柴田三兄妹
 年明け2016年1月16日(土)には『津軽三味線~柴田三兄妹~』を開催します。中ホールにて14時開演。チケットは全席自由席、一律2000円(未就学児入場不可)で大館市民文化会館ほか各プレイガイドにて販売中です。中ホール(収容人員414名)での開催ですので、売切れ御免です。お求めの際はお早めにどうぞ。

■2/13山崎まさよし
 11月28日より一般発売を開始した『山崎まさよし "Twenty First Century Men" TOUR 2015-2016』大館公演ですが、前売券はまだございます。お求めの際は大館市民文化会館またはその他プレイガイドまでお問い合わせください。『山崎まさよし大館公演』は2016年2月13日(土)17時開演、大館市民文化会館大ホールにて。チケットは全席指定席、一律6000円(未就学児入場不可)です。

■3/13ELT
『Every Little Thing 20th Anniversary Best Hit Tour 2015-2016 〜Tabitabi〜』大館公演の前売券についてお知らせです。前月28日10時より一般発売いたしましたが、お陰様で完売いたしました。当館でご予約されたお客様については、12月28日までの引換期間となりますので、お忘れのないようにお願いいたします。(山)

■『昭和名画座』開催
 2月20日(土)、21日(日)の2日間、中ホールにて往年の名作映画が楽しめる『昭和名画座』を開催いたします。

 まず、最初の上映作品は、1968年・東宝の『めぐりあい』。日本の高度経済成長を裏から支えてきた工業都市・川崎に住む自動車工場の工員・江藤努(黒沢年男)と、複雑な事情を抱えながらも健気に生きる今井典子(酒井和歌子)。そんな若い2人が、時代の流れに翻弄されながらも、出会いと別れ、そして再びめぐりあうまでの恋愛模様を描いた作品です。ちなみに、少し脱線してしまいますが、この作品の出演者リストに池田秀一さんの名前を見つけた時に私、ウッヒョ~と危うく変な声を出しそうになりました。と言うのも、好きな人にはたまらない、あの某アニメに出てくる超有名な赤い人、シ○アの声優さんなのです。もちろん、俳優さんであるのは知っておりましたが、私的には声優・池田秀一の方がしっくりくるのです。池田さんの出演シーン、ぜひ観たいです。

 次は、1971年・日活の『八月の濡れた砂』。主人公たちの、大人に対する不信感や、優しさと残酷さが同居する若者特有の複雑な心理描写が描かれています。出演は、村野武範、広瀬昌助、テレサ野田、地井武男、他。

 そして、1972年・松竹=斎藤耕一プロダクションの『約束』。日本海を北上する列車の中で偶然に出逢った逃亡中の男(萩原健一)と、看守付きで仮出所中の女(岸恵子)。つかの間の触れ合いで惹かれあった2人の儚くも切ない愛の物語です。

 最後は、1972年・俳優座映画放送の『忍ぶ川』。本作品は、第44回芥川賞を受賞した三浦哲郎の自伝的な同名小説を映画化したもので、複雑な家庭環境に育った東北出身の大学生・哲郎(加藤剛)と、深川の洲崎パラダイスにある射的屋で育ち、今は料亭"忍ぶ川"の仲居として働く志乃(栗原小卷)の純愛を描いた作品です。

 両日とも9時上映開始で、入場料は500円(1日通し券・4本立て)。上映順は上記の通りで、2日目は逆順での上映となります。また、暖かいお部屋もご用意しておりますので、ぜひお弁当持参でご来館いただき、懐かしい映像と共に青春の記憶が甦る『昭和名画座』を1日たっぷりとご堪能ください。チケットは昨日より発売中です。(工)