本年もよろしくお願いいたします(2017/01/06掲載)

 あけましておめでとうございます。昨年は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。少子高齢化、人口減少の流れの中にあって、我々のような文化ホールが地域のためにできることは何か。そんなことを日々自問自答しながら大館市民文化会館の運営に取り組んでおります。なかなか答えの見えない課題ではありますが、我々スタッフ一同「お客様に喜んで頂く」という基本に立ちかえって、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参りたいと存じます。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

■津軽笛・佐藤ぶん太
 さてさて、新年1発目の自主事業は1月21日(土)の『津軽の笛とフラメンコギターの世界』です。津軽笛奏者の佐藤ぶん太、フラメンコギターの智詠(ちえい)、パーカッションの熊本比呂志(くまもとひろし)の3名を迎えて、篠笛の魅力を存分に楽しめるコンサートをお届けいたします。旋律を奏でる津軽笛の圧倒的な存在感、情熱的な脚色をするフラメンコギター、そしてそこにリズムと調和をもたらすパーカッション。異色の組み合わせかと思われるかもしれませんが、どこか懐かしく、郷愁を感じさせる楽曲群には絶対感動すると思いますよ。1月16日にリリースされる佐藤ぶん太さんの3rdアルバム「津軽の風」。当館でのコンサートは、このアルバムの楽曲を中心に、津軽の伝統的な曲を取り混ぜたプラグラムをお送りします。1月16日リリースですから、当然ながらこのプログラムでのホールコンサートは全国初演になります。ぜひお見逃しなく。出演は上記3名に加えて、ゲストとして地元から大館曲げわっぱ太鼓の大沢しのぶ、弘前からコロラトゥーラソプラノの吉永純子を迎えての開催となります。会館中ホールにて14時30分開場、15時開演。チケットは全席自由席、一律2000円(当日2500円)で、各プレイガイドにて発売中です。皆様お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

■立川志らく独演会
 続いては落語会のお知らせ。3月4日(土)は『おおだて特選落語会vol.28~立川志らく独演会~』です。会館中ホールにおいて、18:00開場、18:30開演。今回のおおだて特選落語会は、当会すでに4度目の登場となる立川志らくを迎えての開催です。立川流四天王の中でも5代目談志の狂気的センスを最も色濃く受け継いだ男と言われる鬼才。独演会ということで、今回も志らくワールドをたっぷりと堪能できる高座になること間違いありません。皆様お誘いあわせの上、ぜひお運びの程、ご案内申し上げます。チケットは1月15日(日)10時より一般発売開始です。全席自由席、大人2000円、高校生以下500円(当日各500円増)。文化会館をはじめ、各プレイガイドにてお求めください。皆様お誘いあわせの上、ぜひぜひご来場ください。(山)

■『昭和名画座』好評発売中!
 2月25日(土)、26日(日)の2日間、中ホールにて『昭和名画座~第14集~』が開催されます。25日(土)は「洲崎パラダイス赤信号」「雁の寺」「独立愚連隊」の順。26日(日)が「雁の寺」「洲崎パラダイス赤信号」「日本のいちばん長い日」の順で、両日とも10時上映開始。入場券は500円(当日券同額)で、入場当日であれば途中入退場も可能です。お食事場所もご用意しておりますので、どうぞお弁当持参で1日ゆっくりとご堪能ください。お待ちしております。

■ご注意ください。
 その①、『体調管理にご注意を。』先日、県外のコンビニに立ち寄ったときのこと。明らかに元気がなく具合の悪そうな店員さん。いざレジに並ぶと、なんと額に冷却シートを貼って接客しているではありませんか。しかも、マスクなしで…。カゼやインフルエンザ、感染性胃腸炎等、色々と嬉しくないものが流行しているこの季節に、もしお客様にうつしてしまったら…と不安にならないのでしょうか。もちろん、何か休めない事情があるのかも知れませんが、せめてマスクはして欲しかったですね。皆様も、ぜひ体調が悪いときはゆっくりと休んで、決して無理はなさらぬようお願いいたします。
 その②、『外壁にご注意を。』先日の新聞報道等でご存じかと思いますが、文化会館正面広場側中ホール二階部分のタイルが一部崩落してしまいました。幸い、落ちた場所が一階屋根部分のためお客様が通る場所ではありませんでしたが、危険回避のため壁沿いの一部を立入禁止とさせていただきました。検査・修繕等が終わるまで、皆様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。(工)