県民会館、閉館(2018/06/01掲載)

 昨日5月31日をもって秋田県民会館が閉館しました。県民会館は1961年開館ですから、60年近く秋田の舞台芸術の殿堂であり続けたことになります。我々ホールスタッフとしても、県民会館は県の公設ホールのフラッグシップであると思っておりますので、いざ閉館となるとやはり寂しい気持ちは否めません。とはいえただ感傷に浸っている場合ではないのも事実。新施設が完成する予定の2021年までの約4年間、秋田県には1800席規模のホールが不在という状況になります。イベントやコンサート等の招致にどれほどの影響が出るのかはわかりませんが、いずれにしても、その状況を我々市民会館クラスのホールがしっかりとフォローできるように頑張らなければなりません。秋田の舞台芸術を盛り上げるためにも、我々大館市民文化会館もさらに頑張っていきたいと思います。まずは県民会館さん、スタッフの皆様、長い間本当にお疲れ様でした。

■6/30(土)DRUMTAO
 6月30日(土)の『DRUM TAO RHYTHM of TRIBE~時空旅行記~』大館公演は、おかげさまで完売しております。ご購入いただきましたお客様には心より御礼申し上げます。公演までまだ日がありますが、公演日を楽しみにお待ちください。

■7/8(日)弘大フィル
 7月8日(日)は『弘前大学フィルハーモニー管弦楽団~第49回プロムナードコンサート~』です。大ホールにて14時30分開場、15時開演。今回のプログラムは第一部がジブリ曲特集、第二部がクラシック曲で、ワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガーより第一幕への前奏曲、サン=サーンスの死の舞踏、ドビュッシーの小組曲をお送りする予定です。チケットは全席自由席、一律400円(未就学児無料)で発売中。金額の話をするのもなんですが、ワンコインにも満たない金額でオーケストラが聴けるのはなんとも嬉しいことです。もちろん学生オケですからプロオケのような演奏クオリティではないかもしれませんが、きっと学生らしい若々しく楽しいコンサートになると思います。青森県外でプロムナードコンサートを開催するのは初めてということなので、たくさんのお客様で学生のみなさんをお迎えできたらいいですね。みなさまぜひご来場ください。

■8/18(土)桂三度
 8月18日(土)は『おおだて特選落語会若手の会~其の四・桂三度~』を開催します。平成27年度からスタートした若手の会も今回で4回目となりました。最初はこの地方都市で、二つ目の会にどれだけお客様が来てくれるだろうと不安だったのですが、おかげさまで徐々に定着しつつあり、ご来場くださるお客様にはとても感謝しております。さて今回は「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」のギャグで一世を風靡した世界のナベアツこと桂三度(かつら・さんど)が大館初登場です。ピン芸人としてではなく、上方落語家としてどんな高座を披露してくれるのか楽しみですね。チケットについては発売日等現在調整中ですので、追ってお知らせいたします。

■8/25(土)神田松鯉・三遊亭遊雀
 二週続けての落語会となりますがご容赦ください。8月25日(土)は『おおだて特選落語会vol.31~神田松鯉・三遊亭遊雀二人会~』。昨年ご出演いただいた講談師・神田松之丞のお師匠さんであります神田松鯉(かんだ・しょうり)が大館初登場です。なかなか講談を聴く機会はないと思いますので、今回はぜひ聴いてみてください。きっと満足するはずです。そして二人会のお相手は、一昨年ナイツと一緒に来てくれた三遊亭遊雀(さんゆうてい・ゆうじゃく)が当会3回目の出演となります。チケットについてはこちらも発売日等現在調整中ですので、しばしお待ちください。

■10/8(月)ジャージーボーイズ
 そして10月8日(月・祝)は東宝ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』です。大館市民文化会館大ホールにて14時開場、14時30分開演予定。演出は秋田出身の演出家である藤田俊太郎、キャストは中川晃教、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一ほか。1960年代中期に世界規模で成功したロックバンド「フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ」。実話に基づいた感動のストーリー。2016年に日本のミュージカル界に舞い降りた奇跡のミュージカルが再演されます。全国ツアーの初日がなんとここ大館です。みなさま是非ご来場ください。チケットは全席指定席、S席8500円。6月16日(土)10時より一般発売開始。大館市民文化会館ほか各プレイガイドにてお求めください。大館市民文化会館友の会先行予約も予定しておりますので、詳しくは大館市民文化会館0186-49-7066までお問い合わせください。(山)